
㈲三栄機械工業
SANEI KIKAI KOGYO CO., LTD
作業時間は10aあたりたった1分。

従来の散布方法では10aあたり約1時間かかっていた作業が、ドローンで約1分で散布でき、大幅に作業時間を短縮することができます。
国内の一般的な圃場面積をもとにバッテリー容量を見直し、消費電力の削減および飛行時間の延長を実現しました。また圃場面積に応じた適切な薬剤量を積載することで、1つのバッテリーで最大12L=1.5haを散布できます。
特許取得の散布性能

「4枚プロペラ×抑え込み」が実現した高い性能
プロペラが大きいほど降下気流の中に薬剤を留めて散布することができるため4枚プロペラを採用。吐出ノズルは進行方向に応じて前後自動で切り替わります。これらを組み合わせることによって、作物の葉裏や根元まで均一に薬剤散布できる特許技術を搭載。このマゼックス独自の散布方式により無人ヘリコプターと同等の散布性能を誇ります。


日本の農薬に適したドローンをドローンを生み出すための散布シス テムは、小型ドローンでも無人ヘリと同等の散布性能を実現しました。通常の2倍のダウンウォッシュを利用でき、穀物はもちろん、野菜や果樹など固い葉裏や根まで均一に散布でき、ドリフト低減にも有効で周辺の圃場まで流れることを防ぎます。
※この散布システムはマゼックス独自開発によるもので特許取得済みです。
ドローン散布が新技術により更に進化。

15Lの大容量タンク
昨今は果樹や野菜の登録農薬も拡大しており、より多くの量の農薬を散布するニーズが生まれています。そうした背景から飛助15はタンク容量は15Lに増量しました。タンク構造を見直し、ワンタッチで簡単に。ポンプも最大流量10L/分のパワフル出力で、強力かつ効率的な農薬散布を実現します。
進化した「粒剤散布装置」
飛助15はタンクを交換し、散布装置を取り付けることで粒剤や肥料の散布も可能です。6種類の専用アタッチメントと30段階のシャッター開度を組み合わせることで180通りの開口パターンを実現。より多くの種類の粒 剤・肥料散布が可能になります。
※粒剤散布装置はオプション品となります。

強力なトルクと設置内部に撹拌装置が搭載されたことで薬剤の詰まりを軽減します。

強力なトルクと設置内部に撹拌装置が搭載されたことで薬剤の詰まりを軽減します。
スマート送信機・専用アプリによる高度な制御
飛助15はシリーズ初のスマート送信機に対応。Android OSを搭載したタッチ操作パネルで、専用アプリによる高度な飛行・散布制御を実現します。

完全自動飛行モード
アプリ上に表示される地図で散布エリアを指定することで、飛行経路が自動算出されます。エリア内に障害物が存在する場合も、予め範囲を指定しておけば障害物を回避した飛行経路の作成も可能です。進行方向や飛行高度、散布量、散布量・散布幅といった細かな設定もアプリ上で行えます。

高度維持・障害物レーダー、カメラ標準装備
これまでオプション品だったレーダー・カメラが標準装備となりました。レーダー感度も送信機のアプリ上で任意設定でき、機体に取り付けられたカメラから映像を確認しながら飛行させることも可能です。



高度維持レーダー
地表からの高度を一定に保つことができ、棚田などの傾斜地に対する散布に役立ちます。

障害物レーダー
障害物を検知すると自動で飛行停止してホバリングし、補助ブレーキのような役割を果たします。

便利な直進アシスト
飛助15はマゼックス独自の制御装置(フライトコントローラー)を搭載。GPSロストも大きく低減し安定した飛行を実現します。直進アシスト機能ではGPS情報による飛行経路を自動補正し、ドローン初心者の方も安心してご利用いただけます。

AB自動飛行モード
地点を記憶させ、2地点間に自動的に往復飛行・散布できる機能も搭載。
パーツ構成
ブラシレスモーター
モーター内には薬剤による腐食を防止するためのコーティングや、遠心冷却フィンが内蔵され冷却効率を高め、合計でパワフルな推進力のあるモーターにより安全性も向上しています。高強度なCNC加工のフレームと最適化された構造設計で耐衝撃性も高く、変形や誤動作の可能性を減らします。

女性でも軽々なコンパクト設計
さまざまな安全装置や便利機能を搭載するために、耐久性を損なわず軽量化を行い、コンパクトな機体に仕上ました。組み立ては非常に簡単で、圃場に到着して数分で飛行準備を完了できます。ワンタッチの固定式アームは着たい本体に固定できる構造になっているので車両などで持ち 運ぶことができます。


折りたためる大型プロペラ
特殊な高強度炭素繊維で造られたプロペラは丈夫でありながら軽量で優れた一貫性と動力バランスを保ちます。モーターとESCの最適化されたアルゴリズムで推進システムの高い水力と効率を発揮します。
